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2020年海で出会った生物ランキング
新型コロナウイルスが世界中を席巻した2020年。
緊急事態宣言、休業要請、自粛、ステイホーム云々で行動が制限され全く潜ることができませんでした。そして、それは年が明けた今でも続いている。
今年のダイビング本数は390本程度。ダイビングを始めて21年になるけれど、この仕事を始めてからは過去最低の本数となってしまった。
今年はランキングは無理かなーと思っていましたが、それでも潜れば何かしらの出会いがあり、こうして発表することができています。
数々の出会いに感謝しながら1つ1つ振り返って行きましょう。

それでは10位から

以下の生物達はピックアップされたものの惜しくもランクインを逃した生物達です。

カーネーションウミウシ

Lomanotus sp.
初めて見たのが2010年。その次が2015年。そして今年。5年ごとに見ているウミウシです。まぁ、実際には毎年出ているんだろうけど、そんなに頻繁に行かないので見逃してるだけだと思います。

キタマクラ

Canthigaster rivulata
本州では普通種ですが沖縄では珍しいんです。しかも幼魚なので可愛かった。

コウシンウミウシ

Dendrodoris carbunculosa
大人になるとぶよぶよして気持ち悪い感じになるのだけど、子供の頃は可愛い。
二次鰓のあるコイボと言われればそれまでですが・・・。

コヤナギウミウシ属の一種

Janolus sp.
サーシャコヤナギウミウシの若齢個体の可能性もありますが中腸腺の色が違います。とりあえず攻めの姿勢で別種にしておきます。

シロタエミノウミウシ属の一種

Tenellia sp.
奇麗なウミウシです。ミノは今までスルーしてたけどこれからはちゃんと撮っていこう。

タテスジハタの幼魚

Gracila albomarginata
成魚は見るけど、幼魚はなかなかお目にかかれません。動画(GoPro)での撮影なので画質が悪い。デジイチで撮ってたらランクインしてたかも?

フジタウミウシ属の一種

Polycera sp.
過去にも見ている種ですが写真を撮ってなく小野さんの図鑑に載せ忘れた種です。

モンヒラベラ

Iniistius melanopus
稀種らしいけど誰も見向きもしません。お陰で粘って撮れました。

ヤセモウミウシ

Hermaea sp.
前回の記憶がないくらい久し振りの出会い。大きくて奇麗な個体でした。

ヤノルス・サヴィンキンイ

Janolus savinkini
サーシャコヤナギと誤同定されていたので名前だけが記憶にあるけど稀種なウミウシです。

それでは10位から

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