2010年海で出会えた生物ランキング
第9位 ナガレモエビ属の一種
今年、色んな場所で結構見れた感のあるエビ。
和名も学名もまだなく「ナガレモエビ属の一種」として扱われています。
形は「ムチカラマツエビ」似のずんぐり体型。背中の部分に透明な領域があり、ぽっかりと穴が開いたように見えるのが特徴です。
大きさは1cm程度で、マクロをやってる人には、大き過ぎず、小さ過ぎず、ほど良い大きさ。
ホストは岩に被覆した「イワスナギンチャク」なので、たいがいのものは着底して撮り易い位置にあります。
しかも、エビにしては動きがゆっくりという三拍子揃った被写体です。
一度見つければ、同じ場所で長く居てくれるので、とても重宝しました。
でも、このエビ、見つけたのは今年じゃないんですよね。
昨年の写真を整理していたら、こんなのが出てきました。色こそ違えど「ナガレモエビ属の一種」ですよね???
白い個体は何個体か見たけど、こんな緑色の個体はこの時だけです。 昨年はランキングどころかノミネートもされていませんでした。何故なんだろ?