万座で潜っている時に見慣れないウミウシが出ました。
休憩時間中に、世界のウミウシの木元さんに写真を送ると、すぐにゴスライナー図鑑のスクショを送ってきてくれました。（下の写真↓）

ふむふむ、見た感じはぶにょぶにょしてて、メレンゲウミウシ属かなー？と思ってましたが、ゴスライナー達はアデヤカイロウミウシ属にしているのですね。
しかも、撮影地が Okinawa になっています。
見つけた水深も、体長もどんぴしゃり。
この特徴的な写真は、ボーランドさんが撮ったものだろうなぁ。
だとしたら、見つけたポイントも全く同じだったりして。（ボーランドさんは万座の海をメインに潜ってました）

それからしばらく経った日のこと、DNAを調べた結果が届きました。
何と！ミスジアオイロウミウシ属だということが分かったのです。
モンコウミウシのDNAに一番近いそうです。（確かに模様は似ている）

第一線の研究者を差し置いて、ただのガイドダイバーが真実を解き明かすなんておこがましいですが、こういう地道な活動が、ウミウシの研究の発展に貢献できると嬉しいですね。