2月半ば、ウミウシマニアのお客様と潜っているときに見たことのないウミウシが出ました。
「今川さん、あのミノウミウシは何？」
「いや、俺も良く分からないです。」
そのお客様は世界のウミウシのＫ元さんと仲が良く、休憩時間中に撮った写真をWi-Fiで携帯に飛ばし、LINEでＫ元さんに問い合わせ。（便利な世の中になったものです）
数分後、Ｋ元さんから「クルクルミノじゃないですか」と返事。
「今川さん！クルクルミノウミウシだって！やったー！初見だ！」
などと盛り上がりました。

時は流れて12月。またしてもクルクルミノウミウシと会うことができました。
しかも、今回は複数個体が居て、ある程度の期間観察することができました。

分布域の違うウミウシが急に現れることは嬉しいことではあるけれど。
これって地球規模で環境が変化しているからなのかなーとも思ったりする。
初見のウミウシが次々と見られる中で、今まで見れていたウミウシが気付いた頃には居なくなってしまわないか心配している今川です。