2020年海で出会えた生物ランキング
第7位 マダラウミコチョウですってよ
あれ?写真が小さくなった。
2020年の途中からブログ用の写真サイズを変えたので、前半のものは写真が小さくなります。ご容赦ください。
昨年のランキングで4位に入ったウミコチョウが今年もランクイン。
昨年の時点は種が分からず、ムラサキウミコチョウ属の一種やらサキシマウミコチョウやらと意見が分かれていましたが、今年はようやく同定に至り、マダラウミコチョウという事で落ち着きました。
今年はそのマダラウミコチョウがレッドビーチで大量発生。10m四方に100個体くらい居たんじゃないでしょうか?
面白いのはそのエリアから外れるとパタリと居なくなってしまうこと。そこだけに我々の眼には見えない餌があるんでしょうね。
特筆すべきはカラーバリエーションの多いこと。
↑こんなのや。
↑全身茶色のタイプ。
↑こちらは全身オレンジ色のタイプ。
もはや1枚目の写真とは全く違うウミウシに見えます。
これだけ変異に富むと、全部同じ種にしていいのか疑問ですよね?
でもね、この色違いの個体が後追い行動をしているシーンを見てしまったのですよ。
ウミコチョウが後追い行動をするってこと自体、自分は初めて見たし、しかも色違いが3個体も連なっているのを見てプチパニックでした。
更に、模様の違う個体同士の交接シーンも目撃してしまう。
他のウミコチョウは体の右側同士をくっ付けて交接するんだけど、この種はアメフラシのように馬乗りスタイルになります。
こんなシーンをたくさん見てしまうと、やっぱり全部同じ種なのかと思ってしまう。
(後追い行動や交接をしても同種ではない可能性もありますが)
同じ種が2年続けてランクインという結果になってしまいましたが、それだけインパクトと話題性があったという事です。
温かい目で見てやってくださいませー。