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2020年海で出会えた生物ランキング

第5位 シマガツオ科の一種とヒカリボヤ
シマガツオ科の一種 Bramidae sp.
シマガツオ科の一種とヒカリボヤ
撮影日:2020年04月17日 撮影者:今川

今やすっかり人気のスタイルになってしまった浮遊系ダイビング。
このコはブラックウォータードリフトダイビングの時に見つけました。
文字通り、夜の海でドリフトダイビングをするというクレイジーな潜り方ですが、怖さよりも出てくる生物の魅力の方が大きく、年々ファンが増加しています。


シマガツオ科の一種 Bramidae sp.
シマガツオ科の一種とヒカリボヤ
撮影日:2020年04月17日 撮影者:今川

聞くところによると、魚はシマガツオ科の一種で、ホストはヒカリボヤの仲間らしい。ネットで調べると同じような写真が数件見つかりました。
ヒカリボヤ自体に泳力があるかどうかは分かりません。あってもごく僅かだと思う。
それに着くシマガツオ科の一種の幼魚。
ホヤが流されるままに行動を共にしています。
魚だから泳げるはずなのに、この泳げないホヤに着くのは何のメリットがあるのでしょうか?
この広い海で僅か1cm程度の生物同士が出会って一緒に浮遊生活を送るなんて奇跡のような出来事だと考えてしまうけれど、彼らにはごくごく日常的な営みなんだと思うと自然の奥深さや不思議さを感じずにはいられません。

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