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2020年海で出会えた生物ランキング

第2位 幻のベラ
シラタキベラダマシ Pseudocoris aurantiofasciata
シラタキベラダマシ
撮影日:2020年10月10日 撮影者:今川

「ベラ始めました!」と声高らかに宣言したのが2018年。
あれから3年目。ベラマニアの間で「幻のベラ」と呼ばれるシラタキベラダマシを見ることができました。
正確に言うと、幼魚や雌は以前から見ていたのですが、雄は今回が初見。
水深は24mと、このシラタキベラダマシにしてはかなりの浅場での観察という事になります。


シラタキベラダマシ Pseudocoris aurantiofasciata
シラタキベラダマシ
撮影日:2020年10月10日 撮影者:今川

最初はヤマシロベラが群れているのを眺めていたのですが、その中にシラタキベラの雄が1匹泳いでました。 ふむ、シラタキベラは写真を持ってないので撮っておくかと横目で追いながらカメラの設定をいじっていると、シラタキベラに交差するように黒い影が横切りました。
「シ!シラタキベラダマシやーん!」

お客様には「まぼろしのベラ!」とスレートに書いて一緒に観察しながら撮影。(興奮していたので漢字が書けなかった)
マンツーマンでお客様はノーカメラ、しかも水深が浅いのでガッツリ撮れる状況だったけど、ガイド中なので写真は数カットのみ。

周囲は広い砂地で、その中に大きな根があるだけの場所だったので、こりゃ、もしかしたら居着いているかもしれないぞと淡い期待を持っていたのですが、その後は見つけることができていません。

やはり幻のベラなのか。

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