2017年海で出会えた生物ランキング
第3位 フタイロハナゴイのディスプレイ
今年は例年に比べて良くポイント調査(プライベートダイブ)に出かけた方だと思います。
とはいえ、朝からずっと潜っている訳ではなく、午前中は娘の世話をして、午後から出動することもしばしば。
そうなると、2本目は日没前なんてことは良くあります。
でも、それが悪いこととは思っていません。こんなものが見れるのですから。
フタイロハナゴイはディスプレイの時に雄が背鰭の棘を立て雌に求愛することは知っていました。
時間帯はたぶん夕方だろうと予測もしていました。
でも、フタイロハナゴイは慶良間ではそこそこ見るものの、沖縄本島ではあまり見れる場所がありません。
慶良間で夕方にエントリーなんてボートをチャーターしない限りできそうにないので、このディスプレイは自分には撮れないものだと思っていました。
ところが沖縄本島のビーチポイントでもフタイロハナゴイが見れる場所を見つけたのです。
これはもしかしてディスプレイが見れるんじゃないかとじっと観察していると、突然、雄が雌に猛アタックを始めました!
背鰭の棘も常にビンビンに立てっぱなしで 老眼 肉眼でもはっきり確認できます。
あまりにも素早いスピードで、カメラのフレームに入れるのも一苦労だし、周囲は薄暗く、オートフォーカスも合い辛い・・・。
でも、何とか撮影することができました。ふぅ。
季節は11月後半。水温は24度と魚たちが産卵活動をするにはちょっと低めの気がします。
潮は小潮で、干潮の時間帯でしたが、その辺はあまり関係ないのかな?
ま、ファーストチャレンジで撮れてラッキーでした。
あ、でも、雌と絡んでいるシーンが1枚も撮れなかったのが心残りです。
もう1回チャレンジしようかな?