テヅルモヅルエビはその名の通りテヅルモヅルに棲んでいます。
テヅルモヅルはクモヒトデの仲間で日中は岩の隙間に潜んでいるので、このエビにお目にかかることはまずありません。
5月のある日、ナイトダイビングで普段は潜らないポイントへ入ったら、このテヅルモヅルが何個体も立ち上がって触手を広げている光景に出会いました。 捕食の為でしょうか。その直径は1m以上ありました。まるでイソバナ畑のような光景にしばしうっとり。

で、そのテヅルモヅルにライトを当てていると、ちょこちょこと動く物体が・・・。
それがこのテヅルモヅルエビだったのです。
テヅルモヅルが触手を広げているので見つけ易かったし、撮り易い。

普段は2枚目の写真のようにホストに合わせた体色になるらしいのですが、1枚目の写真とこの写真の個体は鮮やかな赤色をしていました。
これが順位を押し上げた要因でしょう。
ステキなナイトでの出会いに感謝！