背ビレが二叉したオニハタタテダイが今年の9位です。
真栄田岬を潜った人は結構見ているんじゃないかなーと思います。
別に珍しい生物ではありません。オニハタタテダイなんて普段はスルーしてしまう生物です。
背ビレが二叉する個体も今まで何個体か見てきたけど、ここまで奇麗に割れている個体には出会ってなかったし、定期的に観察できない場所での出会いが多かったので、そこまで気になる存在にはなりませんでした。

真栄田岬は夏場には集中して通うポイントです。
潜るたびに出会うと、「お、今日も居るじゃん」てな感じになって、それがいつしか「今日も居るかな？」なんて思うようになりました。
これって、恋？（笑）

個体識別ができるという事は、このコの安否が分かるという事だし、行動範囲も分かるという事です。
観察を続けていくと、意外と広範囲を移動しているという事も分かりました。でも、最終的にはお気に入りの場所に戻ってきます。
お客様にも分かり易くて撮り易い被写体だし、何と言っても「勝利のＶ」、「ピースのＶ」ってのがいいじゃないですか。
普通種でこれだけウケが良かったネタってあんまりないよね？

このコを最初に見たのが今年の4月で、つい最近まで見れていたので、まだ元気にしているのかな？
来年も見れるといいな。