2011年海で出会えた生物ランキング
第6位 光るサンゴ
今年は色んな研究者(博士)と潜った年でした。
ウミウシ研究者、魚研究者、サンゴ研究者、クモヒトデ研究者、イカ・タコ研究者、ホヤ研究者、フクロムシ研究者・・・。
Ocean Blueもずいぶんアカデミックなショップになったものです。(笑)
そんな中、サンゴの研究者と潜った時に「光るサンゴ」の話を聞かされました。
光るサンゴといえば、ひと昔前にプロカメラマンが写真集を出したりとか、美ら海水族館の小さな水槽で見た事があったのですが、
実際に水中に潜って見た事はありませんでした。
サンゴが光るメカニズムは、サンゴの中の蛍光タンパク質という物質に特殊な光(ブラックライト)を当てる事によるものだそうです。
その研究者の方が、ブラックライト専用のハウジングを持っているという事で、お借りして潜ってみました。
場所は北谷の宮城海岸。ここ数年、浅いリーフ上にサンゴが復活してきているポイントです。
お目当ての場所に行き、ブラックライトの電源を入れ、目の前の壁にかざしてみる・・・。すると、何という事でしょう!
壁一面が綺麗な蛍光色で光り輝いたのです!
ディズニーランドのエレクトリカルパレードに勝るとも劣らない光景で、しばし大興奮!!!(笑)
日中では殆ど意識しなかった地味なサンゴほど、オレンジやブルー、グリーンの綺麗な光を放ちます。
今までのサンゴの見方がちょっと変わったような気がしました。