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2010年海で出会えた生物ランキング

第4位 イトヒキコハクハナダイ
イトヒキコハクハナダイ Pseudanthias rubrolineatus
イトヒキコハクハナダイ
撮影日:2010年08月07日 撮影者:今川

今年の4位はイトヒキコハクハナダイという聞きなれない名前の魚です。 それもその筈、標準和名が提唱されたのがこの年の8月なので、この写真を撮っていた頃に名前が決まった魚なのです。 それまでは「スジハナダイ」に似ているけど、ちょっと違うという事で「スジチガイ」という愛称で呼ばれていました。

本島の西海岸の65mまで行けばゴロゴロ居るという話ですが、お客様を連れて行ける水深でもないし、自分1人でも行きたくはない。 でも、このコが現れたのは57m。自分だけなら何とか行ける水深です。という事で見に行ってきました。

それにしても、深い所に居る生物って魅力的な色彩をしているものが多いですよね。 殆ど光の届かない場所で、どうしてこんなに綺麗でいる必要があるのでしょうか?  いや、光が届かないからこそ、目立って自分をアピールしようとしているのかな?  そんな事を考えながら見とれていると、ダイコンがピーピー鳴って大変な事になってました。ヤッベー!

幻想的な環境と僅かな窒素酔いが相まって、更に美しく感じられた事は言うまでもない。(笑)

次は番外編