2006年海で出会えた生物ランキング
第7位 アザハタの根を発見
素晴らしい。実に素晴らしい。
この大きなアザハタも然る事ながら、このアザハタの棲む根が実にビィーティフル。
僅か4~5m程の大きさの根にケラマハナダイやカシワハナダイ、フタイロハナゴイ、グルクンやテンジクダイの仲間がぐっちゃり密集しています。
初めて見に行った時、「龍宮城だぁー!」と叫んでしまいました。
今はもう殆どの場所で見る事ができなくなってしまった華やかな慶良間の風景がここにはあるという感じです。
このポイント、2006年の夏から調査をしていたのですが、アザハタもだいぶ人馴れしてきました。
近付かなければ、巣穴から出てきてその勇姿をずっと見せつけてくれます。
又、帰る時、名残惜しそうに?フィンに噛み付いてきます。
Ocean Blueのお客様も噛まれた方が何名か居ますね。
慶良間にはニシバマというアザハタの見れる有名なポイントがありますが、ここはニシバマと瓜二つ。
ニシバマは、その環境を守る為、3年もの長き間クローズした歴史があります。
ダイビングが再開された現在でも利用頻度の制限や、根に触らないなどの細かいルールが決められています。
この場所もいずれ他のショップさんが使うようになると思いますが、マナーを持って観察して欲しいものです。