ウミウシダイブ 2023/02/21 |
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東大の院生というエリートなI瀬さんとO河さんがご来店。 いきなりビッグサイズなウミウシが登場。 140mmありました。 背側突起の形状からケブカオオウミウシだと思ったけどこの時点では自信なし。 世界のウミウシのK元さんに相談したらセバドーリス・ヌビローサ Sebadoris nubilosa ではないかと言われました。 「腹側の写真があれば完璧なんですけど。」 「あ、撮ってますよ。」 って事でセバドーリス・ヌビローサはほぼ確実。(お腹の写真も撮っておいて良かった) 同定の決め手となったのはこちらのサイト → Kwajalein Underwater でも、ケブカオオウミウシの件も引っ掛かるので小野にぃにぃにも相談したら、 「沖縄のウミウシではcf付きで Sebadoris nubilosa としてたけど、新版ウミウシでは Asteronotus raripilosus にしてます。何故変えたかは今となっては・・・」 というお返事。 でも、 Asteronotus raripilosus は WoRMS では認められてないんですよね。 世界のウミウシでケブカオオウミウシの学名に充てている Otinodoris raripilosa も同様。 という事で、ここからは個人的な見解ですが、ケブカオオウミウシ= Sebadoris nubilosa ではないかと思います。 もっと個体数を見ていかなければ。 ミカドウミウシのチビ。 この一週間での成長スピードの早いことよ。 マーフィドーリス属の一種。 奇麗で大きな個体でした。 ミドリハナガサウミウシ属の一種。 あれ?何でしょうか? とりあえずハクセンミノウミウシ属の一種ということで。 ゴマフミノウミウシ。 自分の中では数年前までレア種だったんだけど、ここ数年でかなりの個体数を見ています。 オナガブドウガイにしておきます。 矢印模様が特徴のコクテンチョウチョウミドリガイ。 休憩時間中にお二人から「見たい」と言われていたフリソデミドリガイも2個体ゲット。 見たいものがお見せできて良かったです。 他にはコンシボリガイ、クサイロモウミウシ、コトヒメウミウシ属の一種、モウサンウミウシ、ピカチュウ、ハロア・ナタレンシス、ガヒミノウミウシ、ゼブラアナゴ、ハダカコケギンポ、シカクイソカイカムリなどを見てきました。 |
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