政府内で緊急事態宣言の解除が決まりそうですが、沖縄は玉城知事から延長の要請を出したということで沖縄だけ伸びそうです。
宣言延長するんなら、それで被害を被る事業者に支援策を出して欲しいところです。
県外からのお客様を積極的に受け入れている飲食店ばかり支援するのはダメです。
クチヒゲオトメウミウシ
写真はクチヒゲオトメウミウシ Dermatobranchus fortunatus。
「乙女なのに口髭なんて」(笑)・・・とか良く言われますが、この和名は秀逸です。
色んな生物の和名を見ていると「お、これは良い和名だな」とか、「これは悪い和名だ」というのが見えてきます。
良い和名の条件は、
・見た目そのままで覚えやすいこと。
・誰もが知っている単語を使うこと。
・今まで使われた和名の模倣ではないこと。
・ちょっぴりユーモアセンスがあること。
もちろん、全ての和名が良いか悪いかで線引きされるものではありません。
良いと悪いの間には普通の和名も存在します。(それが殆ど)
例えば、模式産地や人の名前を使ったものや、種小名をそのまま日本語にしたもの、赤や青など色だけで表現したもの、縦筋とか横縞とか模様だけを表現したもの・・・etc。
こんなのはたとえ分かり易いとしても「お見事!」とまでは行かないのです。
良い和名というのは、その生物を見た時にすぐに名前が出てくるし、忘れる事はありません。
ま、全て個人の感想ですけどね。
ちなみに、このクチヒゲオトメウミウシの種小名の fortunatus はラテン語で「ハッピー」という意味です。
ハッピーオトメウミウシとかにならなくて良かった。
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