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色白?なウミウシ 2021/03/10
3月ももう10日が過ぎてしまいました。
海に出てないというよりも、外に出ていない生活が続いています。
2月のクジラの時に真っ黒に日焼けしたと書きましたが、今は美白に向かっています。(笑)

今日は1種と言わず4種写真を貼ります。

さて、このウミウシは何でしょう?
中央の括れた小判型のボディ、ちょっと離れ気味の触角、何か所かから発生している二次鰓。
そう、正解はミカドウミウシです。
成体は赤色ですが、若齢期は稀に白色の個体が出現します。

ミカドウミウシ
ミカドウミウシ

ヤマトジンガサヒトエガイは黄色のイメージが強いですが、白色の個体もそこそこ出てきます。

ヤマトジンガサヒトエガイ
ヤマトジンガサヒトエガイ

こちらはホソスジイロウミウシの黒色の色素を欠いた個体。
生殖機能は損なわれてないようで、黒色の個体と交接していました。

ホソスジイロウミウシ
ホソスジイロウミウシ

ミドリリュウグウウミウシは白化というほどではありませんが、暗色の色素が抜けるとこんな色になります。
若齢個体ではたまに見かけますが、成体になるまでこの色で居るのは珍しいです。

ミドリリュウグウウミウシ
ミドリリュウグウウミウシ

病気なのか、色彩変異の振れ幅なのかよく分かりませんが、こういうウミウシとの出会いは何故かドキドキします。
タグ:生物紹介つぶやき
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