一日一種 クラカトアウミウシ 2021/02/26 |
---|
久し振りに雨が降りました。 ちょっと涼しくなっていいかなーと思いきや、気温は昨日よりも高い!? 湿度も高く、蒸し暑い、5月の梅雨時の感じです。 海に入りたい気持ちもありますが、今は不要不急の外出は控えましょう。 写真はクラカトアウミウシ。Hypselodoris krakatoa 種小名がそのまま和名になっています。 krakatoa というのはインドネシアの火山群の総称で、二次鰓の孔が高く、火山のように見える事から命名されたと聞いています。 確かに、こうして見ると、二次鰓が爆発した火山のように見えるし、背面にある赤褐色の模様は流れ出した溶岩のようにも見えます。 この学名はなかなかいいセンいってますね。 ところで、krakatoa というのは欧米諸国が呼んでいる名前で、インドネシアでは Krakatau (クラカタウ)が正しいです。 これは、1883年に噴火したときに、イギリスのメディアが誤ってクラカトアとしたという説がある。(Wikipedia) らしい。 できれば誤りを正して Hypselodoris Krakatau で記載して欲しかったな。 おきなわ図鑑でクラカトアウミウシを見る |
タグ:生物紹介つぶやき view:859 |