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一日一種 サーシャコヤナギウミウシ 2021/06/18
沖縄の緊急事態宣言延長に伴い、県のHPが更新されました。
緊急事態宣言中は県外からの来沖を自粛するよう求められています。
もし、やむなく来訪されるかたは、3日前から直前までにPCR検査又は抗原検査による陰性判定を受けるよう要請されています。
特措法に基づく緊急事態措置に係る沖縄県対処方針について
県内、県外のお客様に拘わらずご一読ください。

サーシャコヤナギウミウシ
サーシャコヤナギウミウシ

写真はサーシャコヤナギウミウシ Janolus flavoanulatus

サーシャとはロシアのウミウシ研究者 Dr.Martynov のニックネーム。
でも、このウミウシはサーシャさんとは何の関係もありません。
この種を Janolus savinkini と誤同定した日本の研究者が、過去の図鑑で J.savinkini の命名者であるサーシャさんの名前を使って和名提唱をしました。
当時、このウミウシは未記載種だったのですが、その後、ゴスライナーらによって J.flavoanulatus という学名が与えられました。
なので今は、
ゴスライナーが付けた Janolus flavoanulatus という学名にサーシャコヤナギウミウシという和名が付き、
サーシャさんが付けた Janolus savinkini という学名には和名が無い。
というちんぷんかんぷんな状況になってしまってます。

悪い和名の一例とでも言いましょうか。
慎重には慎重を重ねて和名を付けたいものです。

おきなわ図鑑でサーシャコヤナギウミウシを見る
タグ:生物紹介つぶやき
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