しばらくお待ちください
2011年海で出会った生物ランキング

月日が経つのは早いもので、この企画を始めてから6年が過ぎました。
今年も例年以上に忙しく、充実させて頂いた一年でした。
潜りに来てくれた皆様には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

しかし、忙しいという事は、ポイント調査や、お目当ての生物を撮影する機会はそれなりに減少するという事でもあります。
ガイド中、カメラを持って入る事も少なかったので、いざ珍しい生物に出会っても、記録に残せなかったという事も多々ありました。
ま、自分の趣味よりも、お客様に写真を撮って楽しんでもらうという正統派のガイディングスタイルで行きたいと思っているので、それもやむなし。
撮れなかった生物は、また来年の楽しい目標にしていけばいいのです。

今年はどんな生物が楽しませてくれたかな・・・?
そんな事を考えつつ、1年分のログを読み返しています。

それでは10位から

以下の生物達はピックアップされたものの惜しくもランクインを逃した生物達です。

アカオビマツカサウミウシ

Doto sp.
沖縄では珍しいと思います。

イトウイロウミウシ

Hypselodoris rositoi
2度目の出会いですが、なかなか珍しいと思うので再掲載。

イトヒキウミウシ

Pseudobornella orientalis
イトヒキウミウシが沖縄で見れるなんて感激。初記録かも?

イナズマヤッコ

Pomacanthus navarchus
こんなのがビーチで見れるなんて、マブール恐るべし。

イラモツノテッポウエビ

Synalpheus sp.
触ると痛いイラモに隠れています。観察は注意。

エダウミウシ属の一種

Kaloplocamus sp.
詳細は分かりません。多分、エダウミウシ属かと・・・。

オオマルモンダコ

Hapalochlaena lunulata
綺麗なタコですが、大人でも死んでしまうほどの猛毒を持っているので触らないでね。

オガサワラコブシ

Leucosia insularis
コブシのようなずんぐり体型。お相撲さんみたい。

オトメウミウシ属の一種

Dermatobranchus sp.
白い体にピンクのモコモコ。手持ちの図鑑には載っていませんでした。

カエルアンコウ

Antennarius striatus
ヘアリーチックなカエルアンコウ。同じ場所に3個体居ました。

クモガクレウミウシ

Hallaxa paulinae
白いカイメンに着くとどこに居るか分かりません。触角の先端がポチっと黒いです。

コアカリュウグウウミウシ

Tambja kava
真っ赤な体色が目を引きました。浅い場所に居てビックリです。

コミドリリュウグウウミウシ

Tambja amakusana
鮮やかな若草色が目を引きますね。とっても綺麗でした。

シリキルリスズメダイ

Chrysiptera parasema
本島では少ないスズメダイ。以前は慶良間で見れてたんですけどね。

シロシキブイロウミウシ

Glossodoris sp.
今年、和名の新称が登録されました。

スケイロウミウシ

Goniobranchus sp.
沖縄のウミウシのP199のと同じだという事です。

セホシテンジクダイ

Apogon moluccensis
縦にも横にもラインが入っている珍しいテンジクダイです。

ソバカスフシエラガイ

Pleurobranchus grandis
手のひらより大きなウミウシでインパクトありました。

ターコイズミノウミウシ

Cuthona sp.
小さい、小さい、自分でも良く見つけたと感動です。

タイワンダイの幼魚

Argyrops bleekeri
ピン!と立った背鰭がユニークな魚です。沖縄名ヨナバルマジク。

チャイロアワツブガイ

Colpodaspis sp.
局所的に大量発生していたので見つける事ができました。

ツユクサイロウミウシ

Thorunna punicea
シンデレラやゾウゲに似ていますが別種だそうです。

テングヘビギンポ

Helcogramma rhinoceros
天狗のように鼻先がピンと立ったところがいいですね。

トウリンミノウミウシ属の一種

Godiva sp.
なかなかゴージャスなミノウミウシ。

トラフザメ

Stegostoma fasciatum
カメラを忘れて自分では撮れず。リベンジあるのみ!

ニシドマリハナガサウミウシ

Marionia sp.
怪獣のようなウミウシ。大きいのと小さいの2個体見つけました。

ニセイガグリウミウシ

Cadlinella subornatissima
イガグリとする説もありますが、どう見てもイガグリとは違いますよね?

ノアルダガイ

Noalda sp.
変わった形のウミウシです。

パイプウニエビ

Levicaris mammillata
日中の観察は難しいですが、ナイトでは結構な数が見つかります。

ハナサキセンヒメウミウシ

Aegires flores
二次鰓と触角の周りが王冠みたいなゴージャスなウミウシです。

ヒメヒラタカエルアンコウ

Antennarius Randalli
平べったい体のカエルアンコウの仲間。

ヒメメンコヒシガニ

Aethra edentata
どうしてお腹が減るのかな?お腹と背中がくっつくぞ!

フチドリハナダイ

Pseudanthias randalli
文句なしに奇麗です。

ホワイトハンド

Odontozona sp.
白い手袋をはめたエビちゃん。ミッキーのように人気が出るか?

ボンボリカエルアンコウ

Antennarius hispidus
今年も出ました!ヘアリーちゃん!

ホンヤドカリ属の一種

Pagurus sp.
赤い綺麗な体が目を引きました。素敵な名前が付くといいな。

マガタマエビ

Gnathophylloides mineri
シラヒゲウニの裏側に着く小さなエビちゃんです。

マルミカクレモエビ

Alcyonohippolyte dossena
今年、学名と和名が提唱されたエビ。可愛いけど、小さすぎる!

メダマヤキウミウシ

Carminodoris estrelyado
一見地味ですが、良く見ると綺麗という地味派手なウミウシです。

モロックニシキウミウシ

Ceratosoma moloch
大きくてゴツゴツした怪獣みたいなウミウシです。

ヨコフエダイ

Lutjanus malabaricus
ヨコフエダイの幼魚らしいです。沖縄では珍しいと思います。

リザードミノウミウシ

Phyllodesmium lizerdensis
ウミアザミというソフトコーラルに擬態して隠れています。

それでは10位から

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