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2010年海で出会えた生物ランキング

第9位 ナガレモエビ属の一種
ナガレモエビ属の一種 Hippolyte sp.
ナガレモエビ属の一種
撮影日:2010年07月05日 撮影者:今川

今年、色んな場所で結構見れた感のあるエビ。
和名も学名もまだなく「ナガレモエビ属の一種」として扱われています。
形は「ムチカラマツエビ」似のずんぐり体型。背中の部分に透明な領域があり、ぽっかりと穴が開いたように見えるのが特徴です。

大きさは1cm程度で、マクロをやってる人には、大き過ぎず、小さ過ぎず、ほど良い大きさ。
ホストは岩に被覆した「イワスナギンチャク」なので、たいがいのものは着底して撮り易い位置にあります。 しかも、エビにしては動きがゆっくりという三拍子揃った被写体です。 一度見つければ、同じ場所で長く居てくれるので、とても重宝しました。


ナガレモエビ属の一種 Hippolyte sp.
ナガレモエビ属の一種
撮影日:2009年05月01日 撮影者:今川

でも、このエビ、見つけたのは今年じゃないんですよね。 昨年の写真を整理していたら、こんなのが出てきました。色こそ違えど「ナガレモエビ属の一種」ですよね???

白い個体は何個体か見たけど、こんな緑色の個体はこの時だけです。 昨年はランキングどころかノミネートもされていませんでした。何故なんだろ?

次は8位