2008年海で出会えた生物ランキング
第4位 ウミウシいっぱい
ショップを立ち上げて5年。この間に見たウミウシは400種を越えました。それでも、まだ見ていないウミウシは山ほど居ます。
「沖縄のウミウシ」に掲載されている606種のウミウシを全部見てみたいという大それた目標を持っているので、この、ポルカドットイボウミウシは避けては通れない存在でした。
「いつか見れるだろう」、「でも、イボだしなぁ」(爆)と思ってて、優先度は低かったのですが、思わぬ所でご対面。 また一歩目標に近付きました。
ミツイラメリウミウシは、本州では定番中の定番。どこに行ってもこのコだらけという海もあります。 でも、沖縄でのミツイラメリはちょっと違います。
平らな外套膜にオレンジ色のライン。シンプル・イズ・キュート!
好きだなぁ、こういうの。
一見、地味なミドリガイですが、良ぉ~く見て下さい。
体の横に青いキラキラした模様がありますよね。
この模様の綺麗な事。
もちろん、肉眼で見る事は難しいので、観察はマクロレンズを3枚重ねた即席ルーペを使ってになります。
端から見ると、大の大人が小さなウミウシを覗き込んで喜んでる様はキモいかもしれません。
でもね、やってる当事者は、これがまた楽しいのですよ。
小学校の頃、顕微鏡を覗いてドキドキしていた事ってありませんか? その時の気持ちが蘇ります。
アナタもこっちの世界へお・い・で。
うーん、キュート!
見つけた瞬間、これは図鑑に載ってないウミウシだ!と容易に判断できました。
思わずガッツポーズでお客様に紹介。たくさん写真を撮って頂きました。
ピンクっていう派手な色使いもいいですが、ミノの先端がオッパイみたいな形をしているのも男心をくすぐりますよね。(笑)
本当に「ウスバネウミコチョウ」なのかなー?って疑問に思っている個体です。
うーん・・・。
調べている時間がなくてズルズルと年末まで来てしまいました。今年はこんな個体が多かった。
形はシンデレラウミウシに似ていますが、こんなオレンジ色のは見た事ありません。 別の場所でも目撃されているので、亜種ではなさそう。
うーん、これまた良く分からない。でも可愛いからいいや。(笑)
その他、こんな「何じゃこりゃ?」的なウミウシに出会いました。