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一日一種 エリシア・アオタイ 2021/01/29
娘とお絵描きをしていた時のこと、クレヨンに「はだ色」がないことに気づきました。
肌の色という言葉が人種差別に当たるということで2006年以降から使われなくなったそうです。
今は「うすだいだい」や「ペールオレンジ」という名前が使われています。
昔の常識が今の常識には当てはまらないということですね。
こんなことを調べていたら、以下の記事に当たりました。
昔、歴史の教科書に当たり前のように載っていた聖徳太子が今の教科書からは消えていっているそうです。
そもそも聖徳太子というのは死んでから付けられた呼称で、高校の教科書では本名の厩戸王(うまやとおう)で載っているとか。
しかも、当時の政治の主役は推古天皇で、厩戸王はそのサポート役。一番位の高い人ではなかったということです。
更に衝撃的なのが、昔の1万円札に描かれていた肖像画は別人の可能性もあるらしく、今は「厩戸王とされる人物」として載ってるとか。
色んな情報をアップデートしておかないと娘が就学したときに話がかみ合わなくなる・・・。

エリシア・アオタイ
エリシア・アオタイ

写真はエリシア・アオタイ Elysia aowthai
今まではアズキウミウシ Elysia amakusana として紹介していましたが、Mehrotra らによって2020年に新種記載されました。
論文の中では良く似たアズキウミウシやアベノミドリガイ、ゴクラクミドリガイにも言及していますが、外観での同定は難しいとされています。
上記の3種が温帯の岩礁域で見られるウミウシに対し、エリシア・アオタイは熱帯から亜熱帯のウミウシであること、 また、沖縄産のものは砂地で見られることから上記3種とは別種と考え、エリシア・アオタイとして掲載しています。
水中生物の新情報にもついていかないとね。
タグ:生物紹介つぶやき
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